振る

ゼルダ以降Wii Sportsをちょろちょろとやる以外にはVCでばっかり遊んでたWii。昨年末にWii用のソフトを二本ほどやってみた。

ソウルキャリバー レジェンズ

ソウルキャリバー レジェンズ - Wii

ソウルキャリバー レジェンズ - Wii

「体感剣劇アクション」を名乗るチャンバラゲーム。
ゼルダで期待して、結果として不満が残った「振った通りに斬る」という欲求の充足を求めたわけだが、結果から言うとこれも不満。縦斬り、横斬りの区別と振る方向(右から左、左から右、斬り上げ、斬り降ろし)は振り方で指定するわけだが、振った通りに斬ってくれるわけではなかった。斜めに振っても斜めに斬ってはくれない。要するにモーションが用意されてない斬り方はしてくれないという事。
ゼルダ同様にヌンチャクのスティックで移動する。加えてダッシュやステップをヌンチャクの振りで指示するんだが、これが難しい。前方にダッシュするためには前に突き出すんだが、そのために手前に引いたらバックステップしてしまったりする。同じ方向のステップを連続でやるとか至難の業だと思った。サイドステップとか幅が小さすぎて単発で使えるとは思えないのだが。
ガードインパクトという敵の攻撃を弾くアクションは盾を持った左手を振るイメージとマッチした操作でこれはなかなかいい。普通のガードインパクトはタイミングを合わせてガードするというやりかただったと思うので、レジェンズの操作の方が雰囲気出る。
悪くはないのだが、期待が大きすぎたかもしれない。振った通りに斬るゲームはいつ出るんだろうか。

のだめカンタービレ ドリームオーケストラ

簡単に言えばリズムゲー。
モチーフとなる楽器が何種類かあって、その楽器毎に操作が異なる太鼓の達人だと思えば手っ取り早い。バンナムだし。
ストーリーを二章までやったが、非常に淡白で盛り上がりに欠ける。私は原作読んだことないが、アニメ版が終わった後くらいの話のようなので、それくらいの予備知識がないとストーリーで何が展開しているのか理解できないというか、話に対する興味が続かないかもしれない。ストーリーパートは、まぁ普通に紙芝居チック。画はアニメ版ではなくて原作の画で、アニメ版の声がフルボイスと言っていいボリュームでのだめと千秋だけ付いている。ちょっとテンポが悪い気がする。もう少しサクサク進められるといいのだが。
正直、良くも悪くも原作人気便乗ゲーな雰囲気がある。
演奏ゲームの部分は何種類か操作があるので意外に飽きない。弦楽器でWiiリモコンを弓に見立てて弾く操作が、バイオリンとチェロにあるんだが、これが結構難しい。後、ピアノや指揮で、リモコンやヌンチャクを振れという指示があるんだが、「p」フォルテの反対、強弱の「ピアノ」の表現も難しい。「弱く振る」って言われても。
ゲーム自体の難易度は、まったく問題にならないくらい簡単だと思う。個人的には。
ひとつ非常に気に入らない点がある。4:3の画面を引き延ばして16:9にあわせるというのはどういう了見だ。キャラの顔が横長なんだよ。いや、すべてが横長なんだけどさ。

そんだけ。